マンションの間取りを考える時に、大きく関わってくるのが構造の問題です。間取りを選ぶ前に、それぞれの間取りの特性を見ることが大事です。例えば部屋割りをする前の基本的な型が、四角い箱型の「田の字プラン」なのか、玄関がセンターにあり真ん中がへこんでいる「センターインプラン」なのか、奥行きより間口が広い「ワイドスパンプラン」なのか、2面遮光のつくりになっていて景色が眺望できる「タワー型プラン」なのか、それぞれのメリットデメリットを見て構造を選び、そこから間取りを考えていく必要があります。
最近では、間取りを選んだり購入者が考えることができるマンションも増えて来ました。全体の面積があまり広くない場合には、部屋数を減らして空間を広くとり、よりゆったりとできる様な間取りづくりが重要になってきます。また、収納を集中させうまく作ることも部屋を広く使う上で大切です。壁収納や可動収納も近年増えてきてウォークインクローゼット、シューズインクローゼットも一般的になりつつあります。
また、マンションでありながら、戸建て感覚を味わえるメゾネットタイプも人気の間取りです。メゾネットとはマンション内に内階段がついているタイプで、天井が比較的高く開放感があります。デメリットとしては敷地面積が広がるので価格も高くなりがちで、光熱費等もやや高くなります。しかし、マンションが傾斜地に建てられている場合など、条件を利用した1階+地下(あるいは2階)などのメゾネット物件もあり、その場合は比較的お求めやすい価格で購入できます。地下にマシンを置いてトレーニングルームにしたり、防音にして音楽スタジオとして利用したり、庭の見える位置にお風呂をもって来たり…などメリットを最大限に活用した住まいづくりが楽しめるのは魅力です。
マンションの設計・施工について一つの安心・安全の基準となるものが「住宅性能表示制度」です。
新築マンションのパンフレットや物件情報サイトなどで、このようなマークをご覧になったこともあるかと思います。このマークが付いているということは、「住宅性能表示制度」を利用している住宅ということで、これは国土交通大臣指定の住宅性能評価機関(第三者の専門機関)が全国統一のルールに従って、設計と施工の各段階でチェックしたという一つの証しです。
マンションの建設住宅性能評価を受けると、設計・施工に関わる部分で何らかのトラブルがあった際に「指定住宅紛争処理機関」が対応してくれるという一つの安心が与えられます。
マンションの中でも、1人又は少数での居住向けのマンションはワンルームタイプと呼ばれています。部屋の内装等はマンションにより様々でしょうが、基本的には専有面積20〜30平方メートルと小規模の広さで、ダイニングや寝室が一体化している部屋が多い様です。
これとは対に、多くの人数である家族で居住されるのに向いているマンションがファミリータイプと呼ばれます。その部屋は通常、2LK・3LDK等の呼び名がある通り、ダイニング・キッチン・リビング等と数字の居室で組み合わせられています。
マンションは、何よりもまず「立地を買え」と言われます。確かに不動産、特に流動性の高いマンションの価値の大部分を決定するのは立地であり、それについて異論はありませんが、特に自分の住まいとなる新築マンションを買う場合、しっかりとした構造の住宅を選ぶことも、「立地」を熟慮するのと同様、非常に重要です。いくら立地が良くても、欠陥住宅をつかんでしまったら元も子もありません。とはいえ、新築マンションのモデルルームに出かけていっても、構造についてはさらっと説明されるくらいで、主にはその煌びやかな新しい設備などに目が行きがちです。
実は、住宅の設備・仕様は日進月歩でどんどん新しいものが出ますし、必要であれば買い換えることも出来るのでそれほど重要ではないのです。反対に建物の「構造」は簡単には替えられません。
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マンションは鉄筋コンクリート造などの耐火構造、アパートは軽量鉄骨造や木造など準耐火構造というのが大きな違い。
ただし、一部の軽量鉄骨造には耐火構造もある。また、ハイツやハイム、コーポなどは物件名で構造を指すものではない。マンションのほうが、火事に強く、遮音性や気密性なども高いが、その分、家賃も高い。同じ地域で同じくらいの広さ、築年数なら、5〜10%以上違うことも。
マンションを含め、住まいに対する永遠のテーマは安全性。心と体が安らげる家であることは必要不可欠な要素です。穏やかな精神状態で暮らすためにも、何かと話題になってきた耐震性はもちろんのこと、防耐火性というのも非常に重要なポイントです。大地震で建物が倒壊するという危険性を避けたいのはもちろん、大震災の後は必ず火災が起きていることからも、免震耐火性も重要な点です。
マンション購入は、あなたのライフプランを立てることでもあります。何十年にも渡る住宅ローンを組む(場合が多い)のですから、先々の人生設計も考えた上で購入するべきです。